DX事業、DX革命とは

  • DXとは
  • DX成功例、amazon.com
  • BPRとの違い

・DXとは

経済産業省の定義を参照すると、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」である。

DXで大事なのはビジネスモデルの「革命」である。よくある「うちの会社はペーパーレスが進んで、DXに積極的に取り組んいる」などの認識は、DXの真髄とはかけ離れていると言える。

・DX成功例、amazon.com

自走ロボットにより商品ラックを運び

アマゾンの膨大な無人倉庫

アマゾンはECサイトの注文データと在庫管理データとロボット自動走行技術を融合させて、アマゾン急ぎ便(1日以内届ける)のようなサービス「革命」を実現したことである。手作業時代では実現不可能なスピードである。倉庫管理の人件費も削減できて、企業のコスト競争力を画期的に向上させた。

・DXとBPRの違い

BPRとは、「ビジネス・プロセス・リエンジニアリング」の略で、「業務改革」とも言う。BPRでは、ビジネスプロセスには着目し、基本的にビジネスモデルはそのままである。こうした中で変化を起こすためにITを活用する活動である。たとえば、営業チームの管理職に対し、社内SNSやWeb会議システムを導入し、社外からでもリアルタイム性の高いマネジメントを可能にするのはBPRである。

一方DXは、IT技術を活用することによりビジネスモデルそのものに革命を起こすところに主眼している。

BPRは既存のビジネスモデルを効率よくする。

DXは新規のビジネスモデルを作りだす。

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